Windows対応:パーティション分割インストール対応

少し前の話ですが、Windows Internet Exploerの脆弱性が話題となりました。数日内で修正パッチが出ていましたが、これが思わぬところに影響を与えているようです。

先日、お客様の所に伺いこんな話を聞きました。「なんか、知らないうちにHDDがいっぱいになっているのだよね。特に何か操作した訳でもないのだけど。。」とのこと。ひとまず、何が原因かと思い、調べてみると「C:\Windows\winsxs」というフォルダが25Gほどありました。ちょっと、、システムファイルとして25Gは大きいなぁ。と思い、調べてみると。。この中にIE脆弱性対応のファイルが入っているようでした。なるほど。。だからこんなに肥大化するのか。。

PC搭載しているディスクがCドライブのみというパーティション構成なら良いのですが、中にはプリインストールの段階でCドライブとDドライブが分割されて販売されているものもある様子。慣れてない人にとっては、厄介でしかない気がします。分割されている場合、Cドライブ50G、Dドライブが450Gというようなパーティション構成が多いような気がしています。

そもそも、システムと今まで使っていたデータで20Gくらいだった場合、winsxsが25G入って来ると。。総量45Gになりエクスプローラーで見た時に残りが少ないため赤いゲージになります。こうなると「何で急にこんなに増えたんだろう!?」ってなりますね。

C/Dを分割することのメリットは多くあると思うのですが、自分が使うデータをCドライブとDドライブを意識して使い分けられる人って少ない気がします。そんな人はwinsxsで焦ります。

そんなときは、まずディスククリーンアップ!これで不要パッチを削除します。
続いて、パーティション結合! これです。

パーティション結合はシステムツールに入っているWindows付属のソフトウェアで簡単にできます。

  • Dドライブを空にする(適宜バックアップ)
  • 「コンピュータの管理」ツールを使ってDドライブを削除。
  • 削除した領域をCドライブに結合。

これでCドライブが500Gになるはずです。こうでなければ使いにくいですね。。Dドライブを上手く利用できる人ならココでは困らないとは思うのですが、私の所には数件のお困りの声が寄せられています。困ったもんですね。